2025/12/29 12:00

お正月になると、玄関や床の間に飾られるお正月飾り。
その中でも、鏡餅の上にのせられた「みかん」は、日本の正月らしい風景のひとつです。

けれど、
なぜお正月飾りにみかんを使うのか
その意味を意外と知らない方も多いのではないでしょうか。


鏡餅の上のみかんは「橙(だいだい)」

お正月飾りに使われるみかんは、正確には「橙(だいだい)」です。
橙は木から実が落ちにくく、何年も実をつけ続ける特徴があります。

その姿から、

  • 家が代々(だいだい)続く

  • 子孫繁栄

  • 家運隆盛

といった縁起の良い意味が込められ、
鏡餅の上にのせられるようになりました。

現在では、橙の代わりにみかんが使われることも多く、
「お正月飾りとみかん」は、日本の暮らしにすっかり定着しています。


みかんが選ばれてきた理由

みかんは冬が旬で保存性が高く、
昔から年末年始の貴重な果物でした。

また、

  • 丸い形=円満

  • 鮮やかな橙色=太陽・生命力

といった縁起の良さもあり、
お正月という節目にふさわしい果物として親しまれてきました。


飾るだけでなく「食べる」意味もある

お正月飾りのみかんは、
飾って終わりではありません。

松の内が明けた後には、
鏡開きとして餅と一緒にいただくことで、
一年の健康と無病息災を願います。

縁起を担ぎ、
自然の恵みを無駄にしない。
そこには、日本らしい暮らしの知恵が詰まっています。


お正月飾りとみかんがつくる、日本の風景

玄関に飾られたしめ縄。
鏡餅の上にのったみかん。
こたつの上には、食べるためのみかん。

お正月のみかんは、
「飾る」「願う」「味わう」
そのすべてを担う存在です。

何気ないみかん一つにも、
長く受け継がれてきた意味と想いがあります。


まとめ|みかんはお正月の縁起物

お正月飾りにみかんを使うのは、

  • 家族の繁栄を願うため

  • 円満な一年を祈るため

  • 日本の季節とともに生きるため

そんな想いが込められているから。

今年のお正月は、
お正月飾りのみかんを眺めながら、
その意味に少し思いを馳せてみてはいかがでしょうか。